グループディスカッションは練習が大事!練習方法を紹介
就活生の中には、グループディスカッションに苦手意識を持つ人も少なくありません。グループディスカッションは、ディスカッション自体の練習ももちろん重要ですが、実践とは異なる練習方法も数多くあります。今回は、グループディスカッションについて、練習の重要性や具体的な方法を紹介するため、ぜひ参考にしてください。
contents
そもそもグループディスカッションとは
グループディスカッションの概要や流れ、テーマ例について解説します。
️グループディスカッションの概要と実態
就活におけるグループディスカッションとは、数人のグループごとに分かれて、企業から与えられたテーマについて話し合い、1つの結論を導くものです。企業によっては、グループディスカッションをグループワークと呼ぶこともあり、両者に明確な定義の違いはありません。
しかし、基本的には、話し合いにより結論を出すのがグループディスカッションであり、グループワークは制作やゲーム形式のワークなどに取り組むというような内容を指します。グループディスカッションのグループは5名程度で構成されることが多く、ディスカッションの時間は20〜30分ほど与えられるのが一般的です。
グループディスカッションの流れ
グループディスカッションの具体的な流れは、
①テーマや制限時間、ディスカッションにおけるルールの説明を聞く
②グループごとに分かれて簡単な自己紹介を行う
③役割分担をする
④テーマに対するディスカッションを行う
⑤グループでの結論をまとめる
⑥各グループの代表者が発表する
というものです。初めてグループディスカッションに参加する際は、事前に流れを把握しておきましょう。
グループディスカッションで扱われるテーマ例
グループディスカッションのテーマには、業界に関連するテーマや時事問題などが扱われやすい傾向です。また、答えのないテーマとして「学生と社会人との違いは何か」「自社の採用活動において重視している条件は何か」のような議題を提示されるケースも少なくありません。
グループディスカッションに練習は必要?
グループディスカッションでうまく立ち振る舞うには、とにかく場慣れすることが大切であると考える人も少なくありません。しかし、初めて会うメンバーと20〜30分程度でスムーズに議論を進めて結論を導くことは、想像以上に難しいのが現実です。
数をこなしてグループディスカッション自体に慣れることも、もちろん大切ではあるものの、ディスカッションをうまく進めながら自分の長所をアピールするためには、事前の練習や準備、対策が不可欠となります。
グループディスカッションの練習方法
グループディスカッションの練習というと、数人で集まって議論する方法を思い浮かべがちですが、1人でもできる練習・対策は数多くあります。ここでは、グループディスカッションの具体的な練習方法について詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
企業がグループディスカッションにおいて何を求めているのかを知る
そもそもグループディスカッションでは、何をアピールすればよいのか、企業は就活生に何を求めているのかなどを把握しておくことは非常に重要です。一般的に、グループディスカッションでは、積極性や協調性、論理性、アイデア力などを評価されています。自身の強みをうまくアピールできるよう、本番での立ち振る舞い方をある程度考えておくのがよいでしょう。
ニュースや新聞を通して時事問題にアンテナを張る
時事問題は、どの業界のグループディスカッションでも扱われる可能性が高いテーマであるため、常日頃からアンテナを張って情報収集することが重要です。目を通したニュースが、そのままテーマにならない場合でも情報を関連づけて役立てられるケースもあります。
よくあるテーマについて自分の考えを紙に書き出す
業界ごとによくあるテーマなどを調べたら、ネット上で意見や結論についての答えを検索する前に、自分の考えを紙に書き出すなどしてまとめましょう。答えから意見をつくりだすのではなく、あくまで自分の考えをベースにして、結論を導いてから答えや結論の例を検索することで、自分に足りていない視点を見つけることが可能です。
複数人で練習する場合は採点し合うのがおすすめ
2人以上でグループディスカッションの練習をする場合には、テーマに沿ってお互いの意見を出し合い、内容を採点し合うのがおすすめです。採点項目を事前に決めておけば、点数をつけやすく、採点結果により自分の弱点を客観視できるでしょう。
まとめ
今回は、グループディスカッションの概要や練習の必要性に加え、具体的な練習方法についても詳しく解説しました。グループディスカッションは、5人ほどのグループに分けられる場合が多く、制限時間は20〜30分程度が一般的です。グループディスカッションで面接官に好印象を残すには、数をこなすだけでなく、事前準備や練習が不可欠となります。面接官がどこを見ているのか、何を評価しているのかを知った上で、テーマについて自分の考えを書き出すなどの練習を重ねましょう。
また、普段からニュースや新聞に触れ、世の中の出来事や動きを知っておくことも重要となります。グループディスカッションを控えている人は、今回の記事を参考にしてみてください。
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